訪問看護ステーションでTealはどう使われている? 制度相談・営業管理・業務自動化など5つの活用パターン

訪問看護ステーションの管理者は、とにかく業務の幅が広い

看護の専門知識だけでなく、保険制度の算定、営業先の管理、メールの処理、ホームページの改善まで、すべてを一人でこなしている方も少なくありません。

「AIを使ってみたいけど、うちの業務のどこに使えるのかわからない」という声はよく聞きます。この記事では、実際にTealを導入した訪問看護ステーションが、日々どんな業務にTealを使っているのかを紹介します。

この記事でわかること

  • 訪問看護ステーションでTealが使われている5つのパターン
  • それぞれの業務で、実際にどんな指示を出しているか
  • 導入後に業務がどう変わったか

Tealが使われている5つの業務パターン

今回紹介するステーションでは、Tealに8つの業務チャンネルを作り、日常的に5つのパターンで活用しています。中でも営業・売上管理のチャンネルは150件以上のメッセージがやりとりされており、最もヘビーに使われている領域です。

  1. 制度・請求算定の相談 — 保険算定や返戻リスクの実務相談
  2. 営業・売上管理 — 紹介元の追跡と売上シートの作成
  3. メール整理・業務自動化 — 受信メールの仕分けとスクリプト作成
  4. ホームページの運用改善 — 採用ページや表記の修正相談
  5. メモリの活用 — 取引先情報の記憶と継続参照

パターン1:制度・請求算定の相談

訪問看護の保険算定は複雑です。介護保険と医療保険の適用区分、訪問時間ごとの単位数、加算の要件。間違えれば返戻や減算につながります。

このステーションでは、Tealの担当AIに「訪問看護専門の相談員」という役割を与えて使っています。

「訪問看護Ⅰ1(20分未満)の算定要件を確認したい。利用者は要介護2、週3回の訪問予定。医療保険の適用になるケースも含めて整理して」

制度に関する実務的な疑問をそのまま投げると、算定区分や単位数の整理、返戻を避けるためのチェックポイントを担当AIがまとめてくれます。

ポイント: Tealは制度の最終判断をするツールではありません。ただし「確認すべきポイントの整理」や「算定パターンの比較表」を素早く作ってくれるので、専門家や行政に確認する前の下準備が格段に早くなります。

パターン2:営業・売上管理

訪問看護ステーションにとって、紹介元(居宅介護支援事業所やクリニック)との関係管理は経営の生命線です。しかし、紹介の記録や対応状況の追跡が属人化していて、Excelやメモに散らばっているケースが多いのが実情です。

このステーションでは、Tealに依頼して紹介元・問い合わせ管理シートをGoogleスプレッドシートで作成しています。

「紹介元ごとに、紹介日・利用者名・対応状況・担当者を管理するシートを作って。対応状況は色分けして、未対応が一目でわかるようにしたい」

さらに、売上管理シートも同様にTealで作成。月ごとの売上推移や、紹介元別の実績を可視化しています。スプレッドシートの改善や新しい集計軸の追加など、継続的に使い込まれています。

ポイント: Tealは「一度作って終わり」ではなく、運用しながら「この列を追加して」「集計方法を変えて」と指示を重ねることで、自分の業務に最適化されたシートに育っていきます。

パターン3:メール整理・業務自動化

管理者のメールボックスには、業務連絡から介護ソフトの通知、研修案内まで、毎日大量のメールが届きます。未読が溜まると、重要な連絡を見落とすリスクが高まります。

このステーションでは、Tealに未読メールの仕分けルールを相談しています。

「未読が50件ある。送信元別に分類して、すぐ対応が必要なもの・あとで読めばいいもの・不要なものに分けて」

さらに、FAXで届くPDFをGoogleドライブに自動保存する**GAS(Google Apps Script)**の作成もTealに依頼しています。

「eFaxで受信したPDFをGoogleドライブの指定フォルダに自動保存するスクリプトを作って」

メールの仕分けという「判断業務」と、FAX保存という「自動化」の両方をTealで処理しているのが特徴です。

ポイント: Tealは文章の下書きだけでなく、スクリプトの作成や業務フローの設計もできます。「こういうことを自動化したい」と伝えるだけで、具体的な方法を提案してくれます。

パターン4:ホームページの運用改善

訪問看護ステーションの採用難は深刻です。自社のホームページが採用の入口になっているにもかかわらず、更新が追いつかず、リンク切れや情報の古さが放置されていることは珍しくありません。

このステーションでは、Tealに自社HPの改善点を相談しています。

「うちのHPの採用ページを見てほしい。404エラーが出ているページがある。写真の差し替えと、募集要項の表記も見直したい」

HPのURLをTealに共有すると、ページの構成や表記の問題点を整理し、修正案を提示してくれます。Web制作会社に依頼する前の「何をどう直すか」の整理にTealを使っている形です。

ポイント: HPの改善は「やらなきゃ」と思いつつ後回しになりがちな業務の代表格です。Tealに相談することで、改善点が言語化され、外注先への指示書としてもそのまま使えます。

パターン5:メモリの活用

訪問看護の業務では、取引先の連絡先や担当者名を繰り返し参照する場面が多くあります。毎回調べ直すのは小さなストレスですが、積み重なると無視できない時間になります。

このステーションでは、取引先の連絡先情報をTealのメモリ機能に記憶させています。

「〇〇クリニックの担当は△△先生、電話番号はXXX-XXXX。今後この情報を使うときは自動で参照して」

一度記憶させれば、以降のやりとりでTealが自動的にその情報を参照します。「〇〇クリニックにFAXを送りたい」と言えば、記憶した番号を使って文面を作ってくれます。

ポイント: メモリは「覚えさせるほど賢くなる」機能です。取引先情報だけでなく、自社の基本情報やよく使うテンプレートも記憶させておくと、指示のたびに説明し直す手間がなくなります。


事例から見える、Tealの使い方

5つのパターンに共通しているのは、Tealを「特定の1業務」ではなく「バックオフィス全般」に使っているという点です。

制度の相談をしたかと思えば、次はスプレッドシートの作成。メールを整理した後に、HPの改善を相談する。1つのツールでこれだけ幅広い業務をカバーできているのは、Tealが「機能」ではなく「担当AI」として動く設計だからです。


Tealが合うステーション・合わないステーション

合うステーション・合う人

  • 制度相談、営業管理、メール処理など、複数の業務を少人数でこなしている
  • 情報がメール・紙・頭の中に散らばっていて、引き継ぎに苦労している
  • 「こういうことを自動化したい」というアイデアはあるが、やり方がわからない
  • AIが出した内容を自分で確認・修正する前提で使える

合わないステーション・向かないシーン

  • AIの出力をそのまま提出・送信したい(Tealは必ず人の確認が前提です)
  • 保険算定の最終判断をツールに任せたい(専門家への確認が必要な領域です)
  • 1つの業務だけを効率化したい(Tealの強みは複数業務をまたいで使える点にあります)

まとめ

  • 訪問看護ステーションの管理業務は「制度相談・営業管理・メール整理・HP改善・情報管理」の5パターンに整理できる
  • Tealはこの5パターンすべてで、担当AIが実務をサポートしている
  • 最もヘビーに使われているのは営業・売上管理(150件以上のやりとり)
  • どのパターンも、確定操作(送信・提出)は必ず担当者が行う設計
  • 「バックオフィス全般を1つのAIに任せる」という使い方が、Tealの真価を引き出す

Tealは無料で始められます。まずは1つの業務から、担当AIと並走してみてください。

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