Teal 活用ガイド ・ コラム
AIで接客を効率化するとき、前回の話と約束まで削ると、かえって手間が増える
AI接客の効率化を、一件を速く返すことだと思っている方へ。速く返した一通が次の週に戻ってくる理由と、接客で削ってはいけない2つを書きます。

接客の効率化は、一件を速く片づけるほど、同じ相手の次の返事に手間がかかります。
AIで接客を効率化すると聞けば、問い合わせにAIが答える形が浮かびます。
窓口をAIにして、人の足りない分を埋めたいと考えます。
ただ、付き合いの長い相手にAIが返事をしたら失礼になる、とも感じています。
この記事では、接客で速くしてよいところと、削ると手間が増えるところを分けます。
速く返しても、翌週にまた一から答えることになる
一件目で省いた手間は、翌週の二度目の返事で、結局かかります。
たとえば、問い合わせに、用意した型の文で返したとします。
翌週、同じ相手から続きの質問が来ます。
前に何と答えたか、送信済みのメールを開いて探します。
探し当てるまで、返事を書き始められません。

型の文は、一件目を速くします。
二度目の質問には、型がありません。
あなたが数えている速さは、一件を返し終えるまでの時間です。
二度目の返事にかかる時間は、入っていません。
一件ずつ速くしても、前に何と答えたかを覚えておく人はいません。
前に話したことと約束は、効率化で削ってはいけない
手数は削ってよく、前に話したことと約束は削ってはいけません。
たとえば木曜の夕方、長い付き合いの相手からLINEが来ます。
「前に相談した件、その後どうなってる?」
メールを探しても、前の経緯は自分の記憶の中にしかありません。
思い出しながら、返す言葉を選びます。
長い付き合いの相手は、返事を誰が書いたかより、前の話が続いているかを見ています。
やってはいけないことは、2つです。
- 前に何を話したか、何を約束したかを、返事から落とすこと
- 前の話と約束を、自分の記憶に置いたままにすること
記憶に頼るのをやめれば、前の話と約束を落とさずに、手数だけ減らせます。
覚えておく役を、Teal(テイル)に渡す
前の話を覚えておく役は、人でなくても務まります。
Tealは「関わる一人ひとりに、担当AIがつくサービス」です。
こうした仕組みを、Tealは「顧客専任AI」と呼んでいます。
取引先ごとに、担当AIが状況・経緯・やりとり・期限を持ち続けます。
担当AIは、つないだメールやLINEなどのやりとりの中から覚えます。
次にするとよさそうなことを、担当AIが見つけて教えます。
返信の下書きまで、担当AIが用意します。

最初の設定では、取引先に届く前にあなたの承認を通る
長い付き合いの相手に出す一通ほど、送る前に一度読み返したいものです。
担当AIが気づいたことは、提案として届きます。
確認して、送る・直す・見送るを選べます。
既定(最初の設定)では、外部への送信はすべて承認を通ります。
送るかどうかは、あなたが判断します。
設定を自分で入れた場合に限り、相手から連絡が届いたときだけ、承認なしで返信します。
入れられるのは、やりとりが一定量たまった相手だけです。
次の図が、設定画面の実際の文言です。

連携した情報は、あなたの許可なく外部に送信されることはありません。
連携はいつでも解除できます。
二度目の連絡が来たとき
二度目から「わかってくれている」という体験を作れます。
毎回いちから伝え直す必要はありません。

毎朝、相手全員の様子を確かめるだけで時間が終わる、と思うかもしれません。
朝の時間は、確かめることより、前のやりとりを探すことに取られています。
公式サイトの1日の例では、朝の08:30に「承認待ちが3件あります。今日締切は1件。」と出ます。
全員の状況を自分で覚えておく必要がなくなり、目の前の相手に集中できます。
二度目の返事に手間がかからなければ、一件の速さを追わなくて済みます。
この効率化が向く会社と、向かない会社
相手ごとの前のやりとりを、自分では覚えきれなくなった会社に、この効率化は向きます。
担当AIが見られるのは、つないだサービスのやりとりだけです。
Tealが向いているのは、お客様対応の相手が多く、返信やフォローが追いつかなくなりがちな仕事をしている会社です。
営業と顧客、採用と候補者のような関係が当てはまります。
取引先への連絡まで、AIに任せきりにしたい会社には向きません。
速さより先に、前のやりとりを残す
接客の効率化は、相手ごとの前のやりとりが残っているかで決まります。
担当AIは、相手ごとに続きを覚え、次の一手を教え、下書きまで用意します。
一件を速くする前に、相手ごとの前のやりとりを誰が持つかを決めます。

Teal(テイル)は、株式会社ClownPitが開発・運営する顧客専任AIです。
速く返したはずの一件が、次の連絡でまた一からになっている。
思い当たることがあれば、次の一通で試してみてください。
7日間の無料トライアルを、公式サイトから始められます。
初回無料診断(30〜60分のオンラインMTG)もあります。
導入したらどんな流れで使うことになるかを、先に具体的にお伝えします。 導入する義務はありません。
