Teal 活用ガイド ・ コラム
LTV(顧客生涯価値)を上げる方法|しばらく連絡していない取引先から先に見る
LTVを上げる方法を探す前に。施策は、あなたが思い出した取引先にしか届きません。最後に連絡した日から、施策が届いていない取引先を見つける考え方を書きます。

たとえば、去年の春、LTV(顧客生涯価値)を上げる方法を調べて、施策を三つ決めました。
取引先ごとの見直し提案、関連する品目の案内、導入後の定期フォローです。
年度末、ある取引先から一行のメールが届きます。
「来期から、別の会社にお願いすることになりました」
さかのぼると、この一行をくれた取引先には、三つの施策のどれも送っていませんでした。
送った相手は、よくメールをやりとりしていた取引先ばかりでした。
LTVを上げる施策を送る相手は、あなたが思い出した取引先だけです。
施策の一覧はほかの記事に任せて、送る相手の話をします。
施策は、最近やりとりした取引先から先に届く
施策を送る相手は、受信箱の上から順に決まっています。
火曜の午後、見直しの提案を送る相手を決めようと、取引先の一覧を開きます。
一覧では決めきれず、すぐ受信箱に切り替えて、上から社名を拾います。
先週見積もりを返した一社、昨日納期を聞いてきた一社と、書き出していきます。
四社目は一覧から選ぼうとして、手が止まります。
名前はあるのに、前回何を話したかを思い出せません。
結局、思い出せる相手から送ることにします。
やりとりの多い取引先ほど思い出されやすく、施策が集まります。

連絡の少ない取引先は、何も言わないまま、次の見直しの時期を迎えます。
きっかけがないまま、関係が途切れていることがあります。
LTVの平均より先に、最後に連絡した日を並べる
LTVの式には、誰がその取引先を思い出すかが入っていません。
LTVは、一社との取引が続くあいだにもたらされる利益の合計です。
単価・購入の頻度・継続期間に分けて考えるのが一般的です。
見直しの提案も定期フォローも、正しい施策です。
方法を並べた記事は、どれも取引先を思い出した人が実行する前提で書かれています。
金曜の夕方、取引先の一覧に、「最後にこちらから連絡した日」の列を足します。
一社ずつ受信箱で社名を検索し、いちばん新しい送信の日付を写していきます。
半分ほど写したところで、日付の古い行が続きます。
春に決めた見直し提案が、一度も出ていない取引先でした。
日付を写した列を見れば、長く連絡していない取引先がすぐ分かります。
LTVの平均は、取引先が離れたあとで下がります。
日付の古い行には、施策の届いていない取引先が並びます。
ただ、手で写した列は、翌週にはもう古くなります。
列を書き直す人がいなければ、施策はまた受信箱の上の取引先から送ることになります。
見つけた取引先には、今日から連絡できます。
ここから先は、次から送り先を偏らせない方法の話です。
思い出す役を、取引先ごとの担当AIに渡す
取引先を思い出す役は、あなたの記憶でなくてもかまいません。
Teal(テイル)は「関わる一人ひとりに、担当AIがつくサービス」です。
こうした仕組みを、Tealは「顧客専任AI」と呼んでいます。
取引先ごとに、担当AIが状況・経緯・やりとり・期限を持ち続けます。
担当AIは、つないだLINEやメールなどのやりとりの中から覚えます。
手動での入力は求められません。
メールやスプレッドシートは、今のまま使えます。
Tealが持つのは、取引先ごとの経緯と次の一手だけです。
担当AIは、しばらく連絡していない相手を、いま気にかけるべき相手として示します。
次にするとよさそうなことも、担当AIが見つけて教えます。

しばらく連絡していない一社に、見直しの話を一行足す朝
春に決めた施策は、久しぶりの連絡に一行足せば届きます。
たとえば、Tealを使い始めたあとの月曜の朝です。
しばらく連絡していない一社について、担当AIの気づきが提案として届いています。
提案には、送る文面の下書きまで付きます。
確認して、送る・直す・見送るを選べます。
あなたは、今期の見直しの話を一行足してから、送ります。

既定(最初の設定)では、外部への送信はすべて承認を通ります。
送るかどうかは、あなたが判断します。
承認なしで返信する設定もあります。
その設定は、自分で入れた場合に限り、相手から連絡が届いたときだけ働きます。

連携した情報は、あなたの許可なく外部に送信されることはありません。
連携はいつでも解除できます。
取引先が多くて手が回らない会社へ
取引先に割く手が足りないなら、施策を探しても解決しません。
Tealが向いているのは、お客様対応の相手が多く、返信やフォローが追いつかなくなりがちな仕事をしている会社です。
営業と顧客、採用と候補者のような関係が当てはまります。
顧客データを記録・分類・検索するだけが目的の会社には向きません。
取引先の数字を記録して並べ替えるだけが目的なら、今のスプレッドシートで足ります。
次の施策会議の前に
LTVは、施策をいくつ持っていても、思い出せる取引先の数までしか上がりません。
Tealのサイトは、見落としに気づきやすくなり、フォローが自然と増えると説明しています。
それがリピートにつながる、とも書いています。
送るかどうかを決めるのは、あなたです。
次の会議では、施策の一覧を開く前に、最後に連絡した日が古い取引先を探してください。

Teal(テイル)は、株式会社ClownPitが開発・運営する顧客専任AIです。
見直しの提案を送る相手を、受信箱の上から選んでいたと思い当たるなら。
7日間の無料トライアルを、公式サイトから始められます。
初回無料診断(30〜60分のオンラインMTG)もあります。
導入したらどんな流れで使うことになるかを、先に具体的にお伝えします。 導入する義務はありません。
