Teal 活用ガイド ・ コラム
顧客の特別感を出す接客|話の合う常連だけでなく、一度きりのお客様にも一言添える
顧客への特別感は、接客の一言を書きやすい話の合う常連に偏りがちです。名前や一筆の技法を増やす前に、一言が誰に偏っているかを見直す話です。

名前でお呼びしている。
仕立て上がりの日には、手書きの一筆も添えている。
顧客への特別感なら、お金をかけずに出せている。
接客の心がけとしては、どれも間違っていません。
けれど、特別感のある一言は、話の合う常連のお客様ばかりに書いています。
一言に書ける中身は、お客様と話した量で決まるからです。
生地の案内に一言添えられたのは、顔が浮かんだお客様だけ
案内を一人ずつ送っても、顔が浮かんだ相手にしか一言を添えられません。
たとえば、木曜の閉店後です。
カウンターで、入ったばかりの秋冬の生地の写真を撮ります。
棚の前で、この紺なら誰に似合うかを考えます。
ゴルフの話で盛り上がる常連の社長たちの顔が浮かびます。
LINEで一人ずつ案内を送ります。
常連には「先日のゴルフのお話に合わせて」と一言を添えます。
台帳には、一度仕立てたきりのお客様の名前もあります。
採寸のあいだ、ほとんど話さなかった方です。
何を添えればいいか浮かばず、一斉の文面で済ませます。
送り終えてトーク一覧を見返すと、一言を添えた相手は話の合う顔ぶれだけです。
一斉の文面だということは、受け取ったお客様にも伝わります。

お礼状の一筆は、話が弾んだ順に長くなる
お礼状の一筆は、心がけより、お客様とどれだけ話したかで長さが決まります。
月曜の定休日は、事務所でお礼状を書きます。
先週仕立て上がったお客様の分です。
採寸のあいだ娘さんの結婚式の話をしてくれたお客様には、三行がすぐ書けます。
口数の少なかったお客様のカードは、「このたびはありがとうございました」で手が止まります。
採寸カードを出しても、書いてあるのは寸法だけです。
次のカードへ進みます。
止まったカードの相手ほど、次の連絡のきっかけもありません。
人は無意識に「合いそうな人」とだけ関係を続けてしまいます。
これは意図的ではなく、人間の性質として避けられないことです。
本当はやりとりを重ねれば何かが生まれたかもしれない相手とも、きっかけがないまま関係が途切れています。
特別感の薄かったお客様は、不満を言わないまま離れることがあります。
覚えておく役を、自分以外に任せる
技法をもう一つ増やすより、覚えておく役を自分以外に任せるほうが先です。
木曜の案内にも、月曜のお礼状にも足りなかったものは、2つあります。
- あなたが覚えていなくても、一度きりのお客様とのやりとりが残っていること
- 顔が浮かぶかどうかに左右されずに、フォローできること
一度きりのお客様とのやりとりも、担当AIが持っておける
一度きりのお客様とのやりとりも、覚えておく役は担当AIに渡せます。
店で聞けなかった話は、あとから足せません。
残せるのは、その後のやりとりだけです。
Teal(テイル)は、関わる一人ひとりに担当AIがつくサービスです。
こうした仕組みを、Tealは「顧客専任AI」と呼んでいます。
お客様ごとに、担当AIが状況・経緯・やりとり・期限を持ち続けます。
担当AIは、つないだLINEやメールなどのやりとりの中から覚えます。
店で聞いた話は、あなたがTealに話しかけて伝えます。

連携した情報は、あなたの許可なく外部に送信されることはありません。
連携はいつでも解除できます。
開店前に、思い出せなかったお客様へ一言を送る
AIが間に入ると、話が合うかどうかに左右されず、全員を公平にフォローできます。
担当AIが気づいたことは、提案として届きます。
Tealを最初に開いたときの案内の絵にも、「そろそろ田中さんに連絡しませんか?」という例があります。
提案には、送る文面の下書きが付きます。
たとえば、水曜の開店前です。
カウンターで画面を開くと、提案が届いています。
提案の中には、お客様への声かけもあります。
一度シャツを仕立てたきりのお客様です。
すぐには顔が浮かばなかった方です。
提案は、確認して、送る・直す・見送るを選べます。
入ったばかりの生地のことを、自分の言葉で一行足して送ります。
足す一行は、生地の話だけで足ります。
この人に一言を送るきっかけが、これまで無かっただけです。

全員の状況を自分で覚えておく必要がなくなり、目の前のお客様に集中できます。
開店の札を返して、採寸の準備に戻ります。
送る前の最後の一行は、あなたが書き足せる
提案の文面は、送る前にあなたが直せます。
話し方や対応方針も、担当AIごとに変えられます。
既定(最初の設定)では、外部への送信はすべて承認を通ります。
送るかどうかは、あなたが判断します。
承認なしで返信する設定もあります。
その設定は、自分で入れた場合に限り、相手から連絡が届いたときだけ働きます。
自分の言葉で一言を書きたい店に向き、任せきりにしたい店には向かない
手書きの一筆を続けてきた店なら、最後の一行まで手放す理由はありません。
Tealが向いているのは、お客様対応の相手が多く、返信やフォローが追いつかなくなりがちな仕事をしている会社です。
お客様への連絡まで、AIに任せきりにしたい店には向きません。
特別感を出す一行は、あなたの言葉だからです。
覚えておく役は担当AIに、一言はあなたに
特別感のある一言は、話しやすいお客様から先に書いています。
覚えておく役は、担当AIに渡せます。
次にするとよさそうなことを見つけて知らせる役も、担当AIに渡せます。
一言は、これまでどおりあなたが書きます。

Teal(テイル)は、株式会社ClownPitが開発・運営する顧客専任AIです。
話の弾んだお客様の顔はすぐ浮かぶのに、口数の少なかったお客様への一言が浮かばないなら
7日間の無料トライアルを、公式サイトから始められます。
初回無料診断(30〜60分のオンラインMTG)もあります。
導入したらどんな流れで使うことになるかを、先に具体的にお伝えします。 導入する義務はありません。
